まずは離乳食の基本から
離乳食はシンプルに
離乳食は基本的に素材をやわらかくゆでで、
つぶしたり刻んだりすればOK。
もそもそしたりして、食べにくい物はお湯や
だし汁でのばすといい。
加熱はしっかりと。 |
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味付けはしない
離乳食期の赤ちゃんの体は単なる大人の
ミニチュアではありません。
内臓はまだまだとても未熟。
塩は腎臓に、砂糖は肝臓にとても負担をかけます。
赤ちゃん時代は素材本来の味を覚えるためにも
味付けはしないくていいのです。
こんぶやかつお、いりこなどのだし汁でうまみを
覚えさせてあげてください。
濃い味の方を好む赤ちゃんも多いかと思いますが、
濃い味を覚えると薄味のものをなかなか
食べなくなることもあるので、初めのうちはぐっと我慢。 |
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量は赤ちゃんにまかせて
作った分をもりもり食べてくれる赤ちゃんなら
いいのですが、なかなか食べてくれないと
不安にもなります。
でも母乳やミルクを飲んでいるうちは
まだ食べなくても大丈夫。
いったん、離乳食をやめてしばらくしてから
再開という感じでOKです。
うちの娘も1歳過ぎにやっとスプーンで
ごくっと飲み込めるくらいでした。
歯のはえ具合も参考になりますよ。
歯の生えるのが遅い子は、食べ始めるのも
遅いと考えて大丈夫です。
ママがゆったりとした気持ちで構えていることが
一番大事です。 |
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食事時間も気にせずに
生活のリズムをきちんとつけることはとても
大切なことです。
でも、生後1歳くらいの赤ちゃんにはまだまだ
無理なこともたくさんあります。
特に食欲の乏しい赤ちゃんの場合は、
食事時間を守ることよりも、おなかがすいた
タイミングをのがさないようにすることの方が
大事だと思っています。
今、欲しがっている!という様子を感じたときに
さっと(できれば5分以内)用意できることが理想です。
私たちの周りには便利な道具がいっぱいです。
フリージングのテクニックも存分に発揮して、
おなかがすいた時に、おなかいっぱい
食べるという感覚を味合わせてあげてください。 |
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アレルギー反応しそうな食材に気をつけて
私たちが子供の頃には珍しかったアトピー性皮膚炎も
今ではたくさんの子供さんが苦しむようになりました。
できれば、赤ちゃんがおなかにいるときから、
卵、牛乳、大豆製品は毎日食べず、
それぞれを1日おきに食べるくらいに
しておいた方が無難です。
離乳食を始めた赤ちゃんでも、これらの食品は
最低でも1歳過ぎてから食べさせるくらいで
ちょうど良いです。
いろんなものを食べられる様になるのを
見ているのは、わが子の成長を実感できて
とてもうれしい時間ですが、早く食べられる様に
なることが素晴らしいことではなく、
後々、好き嫌いなく、何でも食べられるように
なった方が、親にとっても子供にとっても
幸せなこと間違いなしです。
便利なベビーフードを使うことももちろんOKですが、
使われている食材をチェックしてあげてくださいね。 |
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果汁の落とし穴
母乳やミルクだけの赤ちゃんが初めて
口にする離乳食が果汁というのも
多いことかと思います。
私も生後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月検診での
指導ではまず、果汁を薄めて…
と教えられました。
親も始めての離乳食を作る時には
手軽にできるし、赤ちゃんもその甘い味を
好むかもしれません。
しかし、果汁は糖分をとても多く含んでいます。
かんきつ系の果物は下痢を促進させてしまう
作用もあります。
内臓の未熟な赤ちゃんには負担も大きい
食材ともいえます。
大人でも、もし開腹が必要な大手術の後の食事に
果物が出ることはまずありません。
初めは重湯からですよね。
赤ちゃんにも初めはおかゆの汁や野菜の
煮汁などをあげてください。 |
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調理テク
だし、スープをとる
だしやスープは何と言っても離乳食の味の
ベースであり、様々なシーンで大活躍します。
うまみのあるだしやスープを使えば調味料で
味付けしなくても十分おいしく食べれます。
市販のだしパックを使ってもいいのですが、
超簡単な作り方を紹介しますので、
是非本物の味を覚えさせてあげてください。
娘も和食大好きな子になりましたし、
おやつはいりこをぽりぽり、かつおぶしも
そのままパクパク、干ししいたけの含め煮は
小鉢一杯食べるようになりました。
昆布だし
ベビーフードの空き瓶などに多めの昆布と水をいれ、
そのまま冷蔵庫へ。数時間おけば出来上がり。
必要な分量を使い、使った分だけ水を足しておきます。
2〜3回水を足しても十分だしが出ます。
赤ちゃん用なので3日で使い切って。
いりこだし
耐熱のガラスコップなどに頭とわたをとって裂いた
煮干2〜3尾とカップ半分の水をいれ電子レンジで
煮立つまで加熱。しばらくおいて煮干をとりだせば完成。
かつおだし
お鍋にお湯を入れ、お味噌をこすざるなどに
かつお節(削り節)1パック入れます。
2〜3分静かに煮てかつお節のうまみを
よく煮出してから火をとめれば完成。
干ししいたけの戻し汁
ぬる目のお湯に砂糖を一つまみ入れると、
水で戻すよりも早くやわらかくなります。
甘くて風味たっぷりの戻し汁はいろんな
料理にも使えるし、小さくきざんだしいたけを
そのまま煮込んでもおいしい
一品料理になります。
野菜スープ
アクの少ない野菜を用意する。
(にんじん、キャベツ、白菜、大根、かぶ、たまねぎなど。)
鍋に野菜を入れ、かぶるくらいの水を入れる。
煮立ったら弱火にしてアクをすくいながら
15分ほど煮る。
圧力鍋を使えばより簡単に、甘みたっぷりの
スープができます。
味付けしなくてもこのまま、具を入れてスープにしたり、
飲み物として飲んだりできるので、たくさん作って
製氷皿などで保存しておくと便利です。 |
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裏ごしには
トロトロ状の離乳食期の裏ごしにはもっぱら、
ミルミキサーを使用していました。
おかゆなどはざるで裏ごすとのり状になってしまうし、
口当たりも悪くなってしまいます。
大きなミキサーではキッチンのなかで場所もとるけど、
小さなミルミキサーはとっても重宝しました。
野菜をやわらかく煮たものを煮汁と一緒に
ミキサーにかけたり、だしを取った後の、
昆布・いりこ・かつおぶしを乾煎りして
ミキサーにかけると、粉末のだしもできます。 |
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フリージング
離乳食を毎回、最初から作るのはとても大変です。
しかも、食べたいというサインがあったときに
すぐ用意するためにも、フリージングの離乳食や
下ごしらえしたものを用意していることは
とても便利でした。
2週間以内には使いきるようにしてくださいね。
おかゆなどはキューブ状に
おかゆやにんじんなどのトロトロの野菜の
煮物などは製氷皿でキューブ状に凍らせて、
ファスナー付きの袋に入れると便利です。
袋に作った日付を書いておくといいですよ。
納豆はそのまま冷凍
納豆は体によい発酵食品で栄養満点なので、
離乳食にもよく使っていました。
納豆は買ってきたパックのまま冷凍することが
できます。使う時は、解凍せず、そのまま刻むと
粘りが出ず刻みやすい上に、
新鮮なままの味が保てます。
ほうれん草などは棒状に
ほうれん草や小松菜などの青菜類はゆでて、
よく水気を絞ったら棒状にしてラップに包んで冷凍します。
使うときは必要な分だけ、凍ったまますりおろせば
滑らかな仕上がりになります。
残りはそのまま、またラップに包んで冷凍庫へ。
鶏のささみはそのままかほぐして
赤ちゃんが最初にチャレンジするお肉は鶏の
ささみが一般的です。生のまま筋を取って
ラップに包んで冷凍し、解凍せずに、すりおろし、
だしやスープと一緒に煮込めば
とろみのあるお肉料理になります。
筋を取ってゆでるか、電子レンジで加熱してから、
細かく裂いてファスナー付きの袋で平らに冷凍すると、
使う分だけ取り出せて便利な上、凍ったまま刻むと、
ひき肉より細かく食べやすい大きさになります。 |
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我が家の離乳食メニュー
どんな料理にも活躍する豆腐
豆腐は離乳食の万能選手。電子レンジで
温めるだけで風味もやわらかさも変わらず
食べられるのでとっても良く使いました。
胡麻和え豆腐
白ゴマに干ししいたけの戻し汁を入れ
ペースト状になるくらいにすりおろします。
電子レンジで加熱した豆腐を加え、
食べやすい固さにつぶしながらあえれば出来上がり。
小さく刻んだしいたけをのせても。
バナナ豆腐
バナナと豆腐なんて…。
大人になった今では考えられない組み合わせですが、
食べてみると意外においしかった。
バナナをすりつぶし、電子レンジで加熱した豆腐を
入れてあえるだけ。
赤ちゃんの成長に合わせてバナナの大きさを変えて
いってください。冷やしたバナナと豆腐の
組み合わせは大人のおやつとしてもヘルシーです。
豆腐とご飯のすり流し
豆腐をすりつぶし、だしでのばし、おかゆの
すりつぶしを加えて一煮します。
ゆでたにんじんを混ぜれば、発熱などで
弱った胃腸にも負担をかけない一品になります。
豆腐のきのこあんかけ
えのき、しめじ、しいたけ、まいたけなどのきのこを
細かくきざんでだしとしょうゆ、お砂糖で味付けし、
水溶き片栗粉でとろみを付けます。
電子レンジで加熱した豆腐にかければできあがり。
きのこあんかけの味を大人用にも作っておけば、
立派な一品料理になります。 |
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手づかみメニュー
トロトロの離乳食を卒業したけれど、
スプーンやフォークを使って食べるのが
まだまだできない赤ちゃん期には、
手づかみで食べやすいメニューをよく作っていました。
じゃがいものおやき
基本のおやきは、すりおろしたじゃがいもに好みの
固さになるように卵と小麦粉を入れて焼くだけ。
そのとき冷蔵庫にある野菜など、にんじん、
ブロッコリー、ほうれん草などを細かく刻んで
入れればいろんなバリエーションも増えます。
大人と同じものが食べたくなった頃には、
大人はお好み焼き、赤ちゃんはおやきにしていました。
いろいろおにぎり
赤ちゃん用に炊いたやわらかいごはんを
おにぎりにするのは大変です。
しかも、小さく作るとなるとなかなかですね。
でもラップで包んで茶巾絞りのように作れば
小さなおにぎりも簡単にできます。
またガチャポンの丸いケースに入れて良く振れば
ふわふわのおにぎりができます。
衣をつけて揚げれば、サクサクの
ライスボールができます。
揚げ野菜のスティック
じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、さつまいもなどの
やさいをスティック状に切り、水にさらして
アクを抜いたあと、油で揚げる。
パパのビールのおつまみにもなりますよ。 |
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おやつ
市販のパンやスナック菓子もそのうち
食べるようになるけれど、
赤ちゃん期にはママも手作りおやつを
楽しんでみるのもいいですよ。
ご飯を食べてくれないストレスも、おやつなら
食べてくれたりしたことで解消していたこともありました。
野菜蒸しケーキ
基本は蒸しパンミックスやホットケーキミックスを
牛乳でのばし、お弁当用のアルミカップに
入れて蒸すだけ。
ゆでたかぼちゃ、ゆでてすりつぶしたほうれん草、
すりおろしたにんじんなどを入れるといろんな
バリエーションのケーキができます。
さつまいもとりんごの合わせ煮
さつまいもは1cm角に切って水にさらしてアクを抜く。
りんごは薄いいちょう切りにして、さつまいもと
一緒に鍋にいれ少量の砂糖を入れて煮る。
高野豆腐のフラン
高野豆腐は乾燥したまますりおろす。
耐熱容器ににんじんのすりおろし、溶き卵、
牛乳と一緒にいれオーブントースターで焼く。
にんじんの代わりにほうれん草や、
かぼちゃでもおいしくできる。 |
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病気のときは
赤ちゃんの時代はよく熱を出したり、おなかの
調子をこわしたり、ママにとっても心配なことが
たくさんあります。
そんな時に作っていたメニューです。
熱がでたとき
発熱で水分が失われる時は、何より
水分補給が大切。お茶や、湯冷まし、
乳児用イオン飲料などももちろんですが、
フルーツみぞれジュースがおすすめ。
桃と水をあわせミキサーにかけてとろみのある
ジュースを作ります。
スプーンで少しづつあげてください。
便秘のとき
母乳から離乳食に変わったとたん、
よく便秘をしていました。
何日も便が出ないととても心配になりした。
便秘薬や浣腸にはなるべく頼りたくなかったので
何とか食事でと思っていました。
一番効果があったのはたまねぎでした。
たまねぎには自然のオリゴ糖が含まれているので
便秘にも効果があります。
青ねぎや白ねぎでもいいのですが、
辛味があるので、たまねぎをよく食べさせていました。
たまねぎは加熱すると甘みがでるし、スープ、
炒め物、煮物、チャーハンのおかずなど
何にでも使うことができて便利です。
私は圧力鍋を使い、みじん切りにしたたまねぎを
ひたひた位の水でくたくたになるまで煮て、
ファスナー付きの袋にうすく伸ばして入れ、
冷凍していました。
使う分だけポキポキと割って使えて便利です。
料理にコクが出るので、大人の料理に
使うのもおすすめです。
下痢のとき
下痢のときこそ、脱水症状には十分
注意しなければいけません。
まずはりんごのおろし果汁や野菜スープなどで
水分補給をして、食欲があるようなら
おかゆやじゃがいもなど便が固まりやすい
消化のいいでんぷん質を中心に
作ってあげてください。
にんじんポテトはおいしくて効き目も
ばっちりでした。薄切りのじゃがいもと
すりおろしたにんじんをひたひたの
水に入れ加熱します。
じゃがいもとにんじんを取り出してすりつぶし、
ゆで汁でトロトロに伸ばします。
繊維の多い豆類、キャべツ、小松菜、にら、
ねぎ、もやしは避けてください。
バター、生クリーム、植物油、ごまなどの
脂肪類、牛乳などの乳製品、そしてかんきつ系の
果物も下痢を悪化させるので
避けてください。
咳が出るとき
咳がでるのも赤ちゃんにとってつらいですね。
れんこんには咳をしずめる作用があります。
とろみのついたスープにしてあげてください。
白身魚をゆでてすりつぶす。れんこんと
にんじんをすりおろし、チンゲン菜をゆでて
裏ごししておきます。
全部を鍋に入れスープで煮て、
水溶き片栗粉でとろみをつける。
赤ちゃんせんべいやきな粉などのパサつくものは
のどを刺激して咳が出やすくなります。
味付けの濃いものやすっぱいものも避けてください。
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